まやのうたたかな日常
 
日々の出来事を綴ります
 



ペット

日本犬

現存の6犬種のほか、1934年12月28日に「越(こし)の犬」(福井県・石川県・富山県)が国の天然記念物に指定されているが、その後数が減り、1971年に純血種が絶えている。

特定の地域のみに以前から生息する犬を「地犬(じいぬ)」と言うが、天然記念物に指定された8犬種のほかにも、かつては各地に数多くの地犬が存在した。 このうち、

* 川上犬は、信州系の柴犬である信州柴の1種だが、国の天然記念物に指定されている柴犬とは別に、長野県の天然記念物に指定されており、地元で独自に保存活動が続けられている。同様に、縄文時代以来の古い犬の形質を残すとされる琉球犬も、沖縄県の天然記念物に指定されている。
* 薩摩犬(鹿児島県)については、地元の保存会で、現在、保存・固定化の努力がなされている。
* 十石犬(群馬県・長野県)については、戻し交配による再作出の試みがなされており、美濃柴(美濃犬、飛騨柴とも、岐阜県)、山陰柴(石州柴、因幡犬とも、島根県)などでも、固定化の努力が続けられている。
* 肥後狼犬(熊本県)にも保存会があるが、会員の高齢化という問題に悩まされている。
* 岩手犬(岩手県)は、純血種の個体の存在が確認されているが、すでに保存は難しいとされる。三河犬(愛知県)も個体数が著しく少なく、絶滅寸前とされており、大東犬(沖縄県)は、残された純血種の個体はいずれもオスで、しかも老体であるため、保存は絶望視されている。
* 仙台犬(宮城県)、越路犬(同)は、純血種は絶えたものの、その血を引く和系犬は、今も地元に残されているという。
* 屋久島犬(鹿児島県)は、すでに純血種の個体は存在せず、雑種のもの等が「屋久島犬」として販売されているという。

このほか、すでに絶滅していると見られる地犬には、津軽犬(青森県)、高安犬(山形県)、会津犬(福島県)、越後柴(越後犬とも、新潟県)、秩父犬(埼玉県)、赤城犬(群馬県)、前田犬(加賀犬とも、石川県)、阿波犬(徳島県)、椎葉犬(大分県・宮崎県)、山仮屋犬(同)、綾地犬(同)、日向奥古新田犬(宮崎県)、日向犬(同)、甑山犬(鹿児島県)などがある。これらの中にも、雑種化した和系犬の戻し交配による再作出・固定化という道が残されているものが存在するかもしれない。

ホテル予約 北海道 ホテル予約 青森 ホテル予約 岩手 ホテル予約 宮城 ホテル予約 秋田 ホテル予約 山形 ホテル予約 福島 ホテル予約 茨城 ホテル予約 栃木 ホテル予約 群馬 ホテル予約 埼玉 ホテル予約 千葉 ホテル予約 東京 ホテル予約 神奈川 ホテル予約 新潟 ホテル予約 富山 ホテル予約 石川 ホテル予約 福井 ホテル予約 山梨 ホテル予約 長野 ホテル予約 岐阜 ホテル予約 静岡 ホテル予約 愛知 ホテル予約 三重 ホテル予約 滋賀 ホテル予約 京都 ホテル予約 大阪



3月22日(土)22:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | ペット | 管理

海外旅行に行きたい

第一号は幕末のジョン万次郎ではないかといわれている。正式には日本が近代国家として成立した明治時代以降になるが、いずれにしても一般市民には観光を目的とした海外旅行は無縁であった。それでも、1901年初頭に発行された報知新聞の特集記事「20世紀の予言」では、項目の一つに海外旅行の一般化が指摘されていた。

戦前植民地であった朝鮮半島や台湾などへの旅行を除き、一般の市民が自由に外国へ旅行できるようになったのは、1964年4月からで、それまでは外国への旅行は業務や視察、留学などの特定の目的が必要で、物見遊山の旅行は困難であった。

自由化当初の海外旅行は費用も高額(50万円程度、現在の換算で300万円前後か)で、一部の富裕層に限られており、庶民には夢であった。テレビ番組「兼高かおる世界の旅」で紹介される世界各地のナレーション付き映像や、「10問正解して夢のハワイ」のキャッチフレーズで始まる「アップダウンクイズ」といった番組が人気を博していたのもこの頃であった。

一般化し始めたのは、飛行機の大型化の進展と、ドルが変動相場制に移行して円高が進んだ1980年代からで、旅行費用の低下が進み、特に韓国や台湾などの近隣国であれば国内旅行よりも多少高い金額で旅行できるようになった。

1990年代後半のプラザ合意以後の1ドル=80円台の円高時期には、国内旅行と海外旅行の費用が逆転するケースが発生するようになり、海外旅行者が大幅に増加した。その後円安に振れているものの、海外旅行は日本の周辺国への旅行を中心に一般化している。

日本国内の旅行よりもなぜ海外が安いかは不詳な点が多いが、一説には現地の物価や人件費の差などが指摘されている。

2001年のアメリカ同時多発テロ事件や2003年のイラク戦争等によって、海外におけるテロ行為のリスクがあらためて認識されるようになり、当該事件直後には統計的にも大幅な海外旅行控えが見られたが、現在は回復している。



3月14日(金)15:42 | トラックバック(0) | コメント(1) | ペット | 管理


(1/1ページ)